フローレス大統領が4法案に拒否権を発動

セペダ国会議長 コーヒー農家
拒否権を発動した大統領を批判するシロ・クルス・セペダ国会議長 大統領の拒否権発動は、コーヒー農家にとっては大きな打撃となる。
番号 賛成票数 条番号
成立月日
法律の概要 大統領の見解
1 45 993条
2002年9月19日
公営企業を売却する場合、その機関が移譲先を決定する権利を有し、国はいかなる監視をしてはならない。 公営企業の移譲権は、常に国が有するものである。
2 49 995条
2002年9月19日
農家がPROCAFEに支払うコーヒー研究手数料を1年間、現行の1キンタルあたり$1を$0.25に値下げする。 値下げはPROCAFEにとって損失となる。また、農作物の価格値上げにも繋がる。
3 49 996条
2002年9月19日
農家がエルサルバドルコーヒー協議会に支払う登録料を、現行1キンタルあたり$0.35を2002年〜2005年の間、免除する。 $0.35は協議会にとって大切な収入源である。
4 49 997条
2002年9月19日
農家がFICAFEに納める売上金は、3年間、各年に分割して納める。 議会が生産者と銀行の間の取引を決定するのは、おかしい。